2021/02/02 10:57
こんにちは😊
今日は大吟醸 金井泰一流の由来について書こうと思います!
これは今の浪乃音ができるまでのストーリーが関わってくるので、少し長くなりますがお付き合いください🙌
現在の蔵元は10代目。
10代目がまだ学生だった頃、父である9代目が交通事故で他界。
当時学生だった現蔵元はまだお酒も飲めない、酒造りのこともわからない状態でした。
10代目のお母さんが社長となりなんとか浪乃音酒造を存続させ、三兄弟はそれぞれ学校を卒業後に浪乃音に入りました。
9代目の時には普通酒と純米酒しか使っていませんでしたが、現蔵元はせっかくなら吟醸酒を造りたいと思い、教えてくれる杜氏を探すことに。
小さな酒蔵ということもあり、杜氏探しは難航しました。
そんな時、評判のある能登杜氏の噂を耳にし、すぐに能登へ。浪乃音酒造で酒造りを教えてほしいと頼みました。
その能登杜氏さんこそが「金井泰一」さんなのです😊
金井さんが出してきた条件は2つ。
「兄弟3人で学ぶこと」「5年で覚えること」
金井さんは当時70歳。浪乃音酒造を最後の仕事に引き受けてくださいました。
金井さんは丁寧にいちから酒造りを教えてくださり、初めて自分たちが携わって造ったお酒を飲んだときは美味しくて感動したと蔵元は言っています。
しかし、実際には浪乃音酒造の設備は老朽化が進んでおり、酒は不出来という結果に。当時の設備では美味しいお酒を造るのに限界がありました。
翌年、蔵を大改修し、現在の3階建の浪乃音酒造となりました✨
こうしてできたのが「大吟醸 金井泰一流」なんです😌
経験を重ね技術を磨き、金井泰一流は今まで鑑評会で何度も金賞を受賞しています☺️
金井泰一流は今の浪乃音の原点とも言えるお酒です✨
金井さんから教えていただいた技術と知識を生かして、現在では様々なお酒を造っています🍶
金井泰一流をお手に取ることがございましたら、こんなストーリーがあったんだな〜と思い出していただけると嬉しいです😌🌟